過去のご挨拶

2015年 夏

「レクサス日本発売開始10周年記念
  マークレビンソン・オリジナルCD」が完成しました。

2015年3月2日 東京芸術劇場/小松長生:指揮・新日本フィルハーモニーの公開録音コンサートより3曲と、冨田ラボ、井上 薫、クリヤ・マコト、黒田 卓也など、様々なジャンルのミュージシャンにより録音されました。静謐なレクサス車内で聴くことを想定してのCDとなっていますが、もちろんご自宅のオーディオ・セットやCDプレーヤーでもお楽しみいただけます。


※CDは「MARK LEVINSON」ブランドの車載オーディオを搭載したLEXUS購入者へのスペシャルノベルティとして2015年初夏より進呈される予定です。

 

福井県民歌の作曲・指揮披露

去る2014年12月、福井県民歌の作曲・指揮披露が行われましたので、ご報告いたします。西川一誠知事初め関係者の方々、そして演奏していただいた方々に深く御礼申し上げまます。

【 福井テレビNews(2014/12/20 18:37)】
─ 県民歌国体向けて県民歌をリニューアル 〜小松長生さん作曲 ─

4年後の福井国体に向け、坂井市出身で世界的な指揮者、小松長生さんが新たに作曲した県民歌が20日、発表されました。
県民歌は昭和29年、坂井市三国町の詩人、三好達治の詩に曲をつけて作られました。福井国体に合わせて、より親しみの持てる歌にしようと小松さんに作曲を依頼。この日は福井国体のPRイベントで、小松さんの指揮のもと中学生ら176人が県民歌を合唱しました。
新しい県民歌は、4年後の福井国体に向けて学校の卒業式や入学式で使用されるということです。

2015年 春

2015年は、コスタリカ国立交響楽団創立75周年にあたり、2月の周年特別記念コンサート、5月の定期演奏会などで「地上の楽園」と呼ばれる美しい国に戻れることをうれしく思います。

 

エッセー欄の「京大オケ」で取り上げさせていただいた京都大学オーケストラの定期演奏会(2016年1月 於:京都&大阪)を、約20年ぶりに指揮することになりました。とても楽しみです。

2014年 秋

皆様ご健勝のこととお慶び申し上げます。

今年は、6月はビクトリアホール(スイス・ジュネーブ)での『第九』、11月はアムステルダム・コンセルトヘボウとユトレヒト(オランダ)でのヴェルディ『レクイエム』で、合唱・ソリスト・オーケストラが融合した傑作を異文化の地で指揮することになりました。名作が時空を超えるのを実感しています。

 

10月19日に協演するジェームス・ゴールウエイ夫妻とは、私が師デーヴィッド・ジンマン氏のもとでボルティモア響准(アソシエート)指揮者をしていた時以来20数年ぶりの再会で、とても楽しみです。
ゴールウエイ氏は、ロンドン響、ロイヤル・フィルの首席を経て、30歳でベルリン・フィルの首席フルート奏者に抜擢され、以後トップ奏者として活躍しています。映画「ロード・オブ・ザ・リング」のテーマの演奏でも知られています。

【ポスター】
  サー・ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)&新日本フィル 2014年10月19日
  於:すみだトリフォニーホール 大ホール

 

セントラル愛知交響楽団との『悠久の第九』(12月11日、愛知芸術劇場)は6年ぶり、そして東京フロイデ合唱団/日本フィルとの『第九』(11月30日、東京芸術劇場)は6年連続となり、それぞれ違った意味で心待ちにしています。

【ポスター】
  ベルディ『レクイエム』 2014年11月
  於:アムステルダム・コンセルトヘボウ

 

また、「スケジュール」と「略歴」も併せて更新いたしましたので、ご覧ください。

東急ハーヴェストクラブ
スペシャルインタビュー 〜 大人の休日の過ごし方 〜

今年で25周年を迎える東急ハーヴェストクラブによるインタビュー記事「大人の休日の過ごし方」に掲載されましたので、ご紹介いたします。
●PDFのダウンロードはこちら

YouTube Viewings Available

2012年3月25日にNHKで放送された東京フィルハーモニー交響楽団との共演をyouTubeにてご覧いただけます。

Chosei Komatsu & Tokyo Philharmonic Orchestra, March 25, 2012, NHK Nation-wide Broadcast.

尚、リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」とチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」の解説は、当サイトの「曲目解説欄」に掲載しておりますので、宜しければ併せてご覧ください。

2014年 春

皆様ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私が指揮しましたNHK−Eテレ『ららら クラシック』の放送予定をご案内いたします。どうかお楽しみください。

『ららら クラシック』NHK―Eテレ 放送予定御案内
指揮:  小松長生
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

<ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲 第2番から>
放送:  2014年1月4日(土) 21:30 〜 21:59
再放送: 2014年1月6日(月) 10:25 〜 10:54
ピアノ: 小山実雅恵

<ブラームス作曲 交響曲 第1番から>
放送:  2014年1月25日(土) 21:30 〜 21:59
再放送: 2014年1月27日(月) 10:25 〜 10:54

<マスネ作曲 タイスの瞑想曲>
放送:  2014年3月中
ヴァイオリン:加藤知子

2013年初夏

2013年4月10日の『ベルリン・フィルハーモニーホール開設50周年記念 日独親善第九演奏会』が終了いたしました。

日本人・ドイツ人混合の合唱団は実に力強く、御指導に当たられた富澤裕、江原郊子両氏に深く感謝申し上げます。

ベルリン・フィルハーモニーホールは、「パワースポット」を思わせる地場のよいところで、オーケストラ・渡邊美智子さんをはじめとする独唱陣の自己主張も素晴らしく今までにない第九ができたと思いました。楽章ごとの拍手、カラヤンが使った指揮者室と指揮台からの眺望は個人的な感慨を持ちました。

ベルリン・フィル本拠地50周年 日独合唱団が記念の演奏会

ベルリンフィルハーモニーホール50周年記念『第9』演奏会

2013年4月10日の『ベルリン・フィルハーモニーホール開設50周年記念 日独親善第九演奏会』での写真を載せました。日本人・ドイツ人混合の合唱団は実に力強く、御指導に当たられた富澤裕、江原郊子両氏に深く感謝申し上げます。

ベルリン・フィルハーモニーホールは、「パワースポット」を思わせる地場のよいところで、オーケストラ・渡邊美智子さんをはじめとする独唱陣の自己主張も素晴らしく今までにない第九ができたと思いました。楽章ごとの拍手、カラヤンが使った指揮者室と指揮台からの眺望は個人的な感慨を持ちました。

2010年9月

2002年から数えて9年目、2001年のカナダ奏者との演奏会を加えますと10年目になります「ふるさとふれあい」福井県内学校巡回コンサートで、故郷を訪れます。

この形式でのコンサートは今年が最後、これまでに6万人の方々に聴いて戴いたそうで感慨深いものがあります。

奥村ゆかりさん(ソプラノ)、竹内真紀さん(ピアノ)、永江真希子さん(フルート)の素晴らしい演奏ぶりが楽しみです。

2010年8月

今月のコスタリカ国立交響楽団定期演奏会には、チェロ・ソリストに弱冠17歳にしてシカゴ響、クリーブランド管とデビューを飾っているガブリエル・カベサスを迎えます。

彼の母はコスタリカ人で、2年前の定期演奏会(彼が15歳)でドヴォルザークを弾いてもらいました。それ故彼の躍進ぶりはとても嬉しく思います。少年時代の五嶋龍君を思い起こさせます。

ラフマニノフ交響曲第2番は、数年毎に取りあげることにしていまして、毎年指揮する『第9』と相俟って、自分の成長ぶりをチェックする曲のようになってきました。楽しみです。

9月は、今年で最後となる私監修の福井県内学校巡回コンサートを行います。あっという間の10年間でした。
来年からは別な形で教育コンサートにかかわっていく予定です。

暑さが続きますが御身体に気をつけてお過ごしください。

2010年6月

まず、NHKのBS-2及びハイヴィジョンの90分特別番組『映画音楽に乾杯!』の情報をご案内申し上げます。

彼の母はコスタリカ人で、2年前の定期演奏会(彼が15歳)でドヴォルザークを弾いてもらいました。それ故彼の躍進ぶりはとても嬉しく思います。少年時代の五嶋龍君を思い起こさせます。

『映画音楽に乾杯』
放映日 【NHKBS2】 
2010年6月27日(日)
19:30〜20:58
【NHK BS-hi】
2010年7月3日(土)
16:30〜17:58
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮 小松長生
出演 雪村いずみ ケイコ・リー
千住  明 島田 歌穂
中鉢  聡 渡辺真知子 他
トーク 小磯一機 水上まなみ
星 由里子 ラサール石井
曲目 スターウォーズ 荒野の七人
太陽がいっぱい ライムライト
いそしぎ 等

先月『賢者たちのメッセージ』(光田秀編、PHP文庫 500円)が発売になりました。エドガー・ケーシーに関した対談集ですが、「音楽との出合い」、「子どもの音楽教育について」、「宇宙の法則と音楽」などの話題をとりあげています。

コスタリカ国立交響楽団とのチャイコフスキーの交響曲第2番、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番(6月25日・27日)がとても楽しみです。

両曲ともそれぞれの青年期に書かれ、屈託がなく意欲に燃えた清々しい作品です。

2010年4月

3月28日私の郷里福井県三国町の大湊神社(雄島)にて、松村忠紀、典尚両宮司より婚礼の儀を賜りました。また4月1日より金城学院大学教授として芸術概論等を担当してまいります。上記ご報告申し上げます。

妻:美恵(よしえ)は清水美恵として石井竜也、桑田佳祐、久保田利伸、矢沢永吉、松任谷由実各氏の舞台でヴォーカルを担当してまいりました。今年も5月からの石井さんの Moonlight Orchestra ツアー、年末の桑田さんのツアーに参加します。

お互い活動するジャンルは異なりますが、触発し合いながら新しい人生を歩んでゆきたいと思います。どうか宜しくお願い申し上げます。

今月は、広島交響楽団との大曲『シェヘラザード』や、武満徹、團 伊玖磨、松下功等の日本人作曲家プログラムで和太鼓・林英哲さん、フルート・新村理々愛さんとご一緒できる東京交響楽団のプログラムがとても楽しみです。

2010年3月

3月14日久しぶりにご一緒するピアニスト小山実稚恵さんとは、カナダや日本で専らラフマニノフを共演してきましたが、今回ショパンの第1番と第2番を演奏できるのがとても楽しみです。

2010年2月

1月があっという間に過ぎた心地がします。

2月末からコスタリカ国立交響楽団のシーズンが始まり、サンアントニオ国際ピアノコンクール優勝者のロジャー・ライトと再び共演します。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番です。

2月17日石井竜也さんとの約3年ぶりになるコンサートもとても楽しみです。

2010年1月

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も音楽の歓びを皆様と共有出来ます事を楽しみに致しております。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

2009年12月

親愛なる皆様へ
美しいクリスマスのシーズンをお過ごしください。
そして喜びと平安に満ちた新年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます。

2009年10月

コスタリカ国立交響楽団の11月の定期演奏会(2ペア)で初挑戦するオルフ作曲『カルミナ・ブーラーナ』、ラフマニノフ作曲『ションフォニック・ダンス』に取り組んでいます。

9月中、来る12月7日(月)にご一緒する東京フロイデ合唱団との初めての合唱練習がありました。一句一句大切に誠実に取り組んでおられる姿勢に感銘し、素晴らしいコンサートになると実感しました。

2009年6月

国連平和大使を務めるヴァイオリニスト五嶋みどりさんが、6月22〜28日コスタリカを初めて訪問します。国立交響楽団とのチャイコフスキー協奏曲、青少年オーケストラとのメンデルスゾーン協奏曲第1楽章、公開レッスン、SiNEM(子供達の為の国立音楽教育システム)への協力、アリアス大統領(ノーベル平和賞受賞者)カルバジョ文化大臣らとの会見など、みどりさんには超過密スケジュールをこなして戴きます。彼女そしてお母様の節さんとは1983年以来の友人で、今回の共演を楽しみにしています。報道機関用リリースと彼女からの手紙を英文のまま御参考まで記載いたします。

27 April 2009

Dear Friends and Colleagues,

In just two months, I will have the chance to meet you in San Juan. I am so looking forward to that time, and especially to working with the young musicians of Costa Rica. The invitation to visit your country holds particular meaning to me as it came from Maestro Chosei Komatsu, whom I have known and respected for over 20 years.

I believe that music is a powerful influence and can make a difference in people's lives and their worlds in myriad ways. Of special significance to me is music's capacity to bring communities together; when music can serve as a catalyst to begin a dialogue or a joint effort among groups of people, I am always grateful.

Maestro Komatsu has been committed to community and education in Costa Rica in dynamic ways. His efforts include premiering orchestral works by Costa Rican composers, availing better quality instruments and improving programs and facilities for training young musicians. Maestro Komatsu possesses genuine enthusiasm and a true gift for sharing great music with the world.

It will be a great pleasure for me to be a part of your community for a week in June. The project promises to be full of creative, exciting and fascinating learning opportunities for me personally and hopefully for all involved. I am eagerly anticipating my arrival in San Juan, and until then, send you my warm wishes.

Sincerely,

Midori

Midori to Collaborate with SiNEM in Costa Rica
First-ever Appearances in Central America

The Orquesta Sinfonica Nacional de Costa Rica (OSN) has announced a collaboration with the violinist Midori on a set of concerts and community engagement programs to take place in San Jose, Costa Rica in the last week of June 2009. The week's activities are part of SiNEM, Costa Rica's National System of Music Education (part of the Ministry of Culture and Youth), a nationwide initiative which aims to improve the lot of the nation's young people through music education. "I have found such an enthusiastic partner in SiNEM," says Midori, whose expertise in and devotion to community engagement are widely admired. "As a U.N. Messenger of Peace with a focus on youth, I very much admire the work of SiNEM and Costa Rica's president, Dr. Oscar Arias Sanchez, who clearly shares my conviction that music education can be a transformative experience in the lives of children."

Among the four community engagement organizations Midori has founded over the last 17 years, her Orchestra Residencies Program (ORP) features goals remarkably similar to those of SiNEM. Orchestra Residencies Programs are fashioned differently for each community they serve, but typically they involve a range of activities over the course of a week ? everything from rehearsals and performances with a youth orchestra and its partner professional orchestra, to chamber music workshops, to master classes, to casual team-building social gatherings, to advocacy with local politicians, to fundraising events benefitting both orchestras. Since 2004, Midori has conducted ORPs in Vermont, Montana, North Carolina, Illinois, Alabama, South Dakota, New Mexico, Iowa, Alaska, Minnesota, and Louisiana.

Midori's week in Costa Rica will include rehearsals with a youth orchestra, Orquesta Sinfonica Juvenil de Costa Rica (OSJ), and with the Orquesta Sinfonica Nacional de Costa Rica, both under the direction of conductor Chosei Komatsu; a dinner with OSN board members; master classes for student musicians; a press conference with Costa Rica's Minister of Culture and Youth, Dr. Maria Elena Carballo; and concerts with both the OSN and OSJ. With the OSN Midori will perform the Tchaikovsky Violin Concerto, and with the youth orchestra she will play the first movement of the Mendelssohn Violin Concerto. Proceeds from the concerts will go to benefit both orchestras as well as SiNEM.

Costa Rica's National System of Music Education (SiNEM) was initiated three years ago by Dr. Arias Sanchez based on "El Sistema", the model famously developed by Jose Antonio Abreu in Venezuela, which has produced a generation of extraordinary musicians and myriad felicitous societal benefits for Venezuela as well. Maestro Abreu was a consultant in the development of Costa Rica's SiNEM.

2009年5月

ジョージア州アトランタに引っ越しました。緑と鳥の歌声に囲まれています。街も活気に溢れとても便利で素敵です。
世界的に有名なジョージア水族館は圧巻で、コカコーラ記念館、CNNツアーもあります。

さて、久しぶりの顔合わせとなる関西フィルとの定期演奏会(5月21日 7時 シンフォニーホール)をとても楽しみにしています。

プログラムは民族色に溢れ多彩ですが、特にハンガリー人コダーイの書いた『ガランタ舞曲』は、ジプシーの7つの舞踏メロディーを採取したものです。

哀愁、獰猛さ、喜び、春の鳥声にあふれ感動的な曲です。

 

追伸

国連平和大使を務めるヴァイオリニスト五嶋みどりさんが来る6月22日〜28日コスタリカを訪れます。26、28日の国立交響楽団定期演奏会(チャイコフスキーの協奏曲)のみならず,青少年オーケストラとメンデルスゾーンの協奏曲第1楽章をリーディングしたり、講習会を開いたりしてくれます。

26日のコンサートにはアリアス大統領(1988年ノーベル平和賞受賞者)も出席予定です。みどりさんから関係者宛への手紙が届きましたので、原文英文のまま掲載させて頂きます。

27 April 2009

Dear Friends and Colleagues,

In just two months, I will have the chance to meet you in San Jose. I am so looking forward to that time, and especially to working with the young musicians of Costa Rica. The invitation to visit your country holds particular meaning to me as it came from Maestro Chosei Komatsu, whom I have known and respected for over 20 years.

I believe that music is a powerful influence and can make a difference in people’s lives and their worlds in myriad ways. Of special significance to me is music’s capacity to bring communities together; when music can serve as a catalyst to begin a dialogue or a joint effort among groups of pe ople, I am always grateful.

Maestro Komatsu has been committed to community and education in Costa Rica in dynamic ways. His efforts include premiering orchestral works by Costa Rican composers, availing better quality instruments and improving programs and facilities for training young musicians. Maestro Komatsu possesses genuine enthusiasm and a true gift for sharing great music with the world.

It will be a great pleasure for me to be a part of your community for a week in June. The project promises to be full of creative, exciting and fascinating learning opportunities for me personally and hopefully for all involved. I am eagerly anticipating my arrival in San Jose, and until then, send you my warm wishes.

Sincerely,

Midori

2009年3月

2ヶ月以上いた日本からフロリダそしてコスタリカに来て、温かい気候の中で、バルトーク『不思議な中国の役人』、コダーイ『ガランタ舞曲』、オルフ『カルミナ・ブーラーナ』、ショスタコービッチ交響曲第11番、ラフマニノフ『交響的舞曲』などE3今年やる私にとっては新曲に集中して目を通しています。

今月はコスタリカ美」シーズンが」始まり、月末まで当地です。時間があったらスコアを携えて週末海辺に行こうと思います。

2009年2月

今月は2か月ぶりにフロリダの自宅に戻り、今年後半に指揮する、ショスタコーヴィッチの交響曲第11番、オルフの『カルミナ・ブーラーナ』などを集中して勉強します。

3月からのコスタリカもそうですが、久しぶりに温かい気候も満喫しようと思います。

2009年1月

新年明けましておめでとうございます。皆様が良いお年を過ごされます様祈念申し上げます。

2008年12月

セントラル愛知交響楽団&悠久の第九合唱団と5回目の顔合わせになる『第九』(12/10)は、この一年私が切磋琢磨してきたかどうか観て戴ける良い機会と思っています。

四日市の市民・児童の方々とご一緒できる『交響詩四日市』(山本直純作曲)と『第九』(12/27,28)もとても楽しみです。

記念すべき10周年となる辛島美登里さんのクリスマスコンサート(12/22)では、ゲストの森山直太郎さんと『さくら』を共演します。ごく最近になって『さくら』は、唱歌の「さくらー、さくらー」ではなく、直太郎さんは森山良子さんの息子さんである事を教えられました。私の「浦島太郎」状態はなお続いているようです。

約2か月ぶりの日本ですので、日本の微妙な冬の味覚も楽しみにしています。

良い年末をお過ごしください。

2008年11月

マーラーの事実上の絶筆である交響曲第9番に、コスタリカで挑戦します。人智をこえた境地を見据えて書かれた曲なので、あるがまま正直なところを表現したいと思います。

2008年10月

7,8,9月ほぼ日本でしたが、10月と11月は留守にし、日本の紅葉を楽しめないのが残念です。ホルストの惑星(10月マディソン)やマーラーの交響曲第9番(11月コスタリカ)に取り組みます。

2008年9月

五嶋龍君の生れながらの奔馬のような才能を再認識できたツアーを無事終えて、9月はCASOとのマーラー交響曲第4番(曲目解説掲載中)と、8回目を迎える福井県の小中高校を訪れる「ふくい・ふるさと・ふれあいコンサート」に取り組みます。

沢山の方に音楽を通してお会いできるのを楽しみにしております。

2008年8月

猛暑が続いていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。

今月は五嶋龍君とのツァーがあります(www.ryugoto.com)。

9月のCASO定期で指揮するマーラー交響曲第4番の曲目解説を上掲しました。ご笑覧戴ければ幸いです。

2008年7月

暑い季節となりました。7月は殆んど日本です。日本の食べ物を満喫するつもりです。

龍君とのコンサート(http://www.ryugoto.com)も近くなり楽しみです。

9月のCASO定期で指揮するマーラーの交響曲第4番曲目解説を上掲しました。いままでで一番苦労しました。どうかご照覧ください。

2008年6月

6月はほとんどコスタリカにいます。

来る8月には、五嶋龍君の20歳記念ツアー6公演(http://www.ryugoto.com)があります。同一プログラムを、セントラル愛知響、京都市響、九州響、東京フィルで行うことになりますので、各オーケストラ独特の持ち味が今から楽しみです。

龍君のことは、エッセー欄にも取り上げてありますが、ニューヨークで乳母車に乗っていた頃から知っていますので感慨深いものがあります。

2008年5月

今月は久しぶりに日本に戻ります。とても楽しみです。

5月24,25日のコンサートで訪れるメキシコ・シティーは初めての土地ですが、オーケストラの団員の半数近くがヨーロッパから移ってきた音楽家、4分の1はアメリカ人と聞いています。98パーセントが自国人であるコスタリカ国立響とは違うようです。

4月末に指揮したショスタコーヴィッチ交響曲第10番によって、指揮者としてはまた別の区切りに入った心境です。

2008年4月

ロッシーニの宗教曲「Stabat Mater」、ショスタコーヴィッチ「交響曲第10番」、R..シュトラウス「ツアラツーストラはかく語りき」、マーラー「交響曲第9番」など初めて指揮する大きな曲に加えて、久しぶりのプロコフィエフ『ロミオとジュリエット』、ベートーヴェン『交響曲第3番、『英雄』」、マーラー「交響曲第4番」などのスコアに落ち着いて没頭しています。

次回日本は5月で3ヶ月ぶりとなり、とりわけ新企画の5月9日のコンサートは個人的にとても楽しみにしています。

2008年3月

コスタリカのシーズンが開幕し、ブラームス交響曲第1番を指揮します。

この作品はベートーヴェン同様何回演奏しても新たな喜びが見出される曲です。

調の選定では、ハイドンの『天地創造』、ベートーヴェン『第九』の直接の影響が見られ、改めてこれらの曲・作曲家の圧倒的存在感を再認識しました。

2008年2月

早くも2月になりました。3月に開幕するコスタリカ国立響のシーズンのスコアをまとめて見ています。

数ヶ月日本を離れ、次回は5月です。厳寒の折御身体に気をつけてお過ごしください。

2008年1月

新年明けましておめでとう御座います。
今年も音楽の歓びを皆様と共有できますことを楽しみに致しております。

2007年11月

10月末、私にとってはコスタリカで最初のベートーヴェン『第九』を指揮しました。国立交響楽団にとっても6〜7年ぶりのようです。熱気に溢れ荒馬に乗っているような心地でした。12月の日本での『第9』が、また一層楽しみになりました。

今月は、コスタリカの若手アーティスト音楽コンクールの勝者8名との披露コンサート(11月2日)、インディアン大教授で屈指のクラリネット奏者ジェームス・キャンベル氏とのオール・モーツアルト・プログラム(11月9日、11日)、そして2007年シーズンフィナーレである、マーラー交響曲第1番『巨人』(11月23日、25日)と続きます。 日本の焼き鳥やお鮨が時々目に浮かんできます。

2007年10月

今年1月26日の第83回定期演奏会の模様が、NHK「オーケストラの森」で収録され、2月にドキュメンタリー、序曲、交響曲が放映されました。10月19日の午前10時から11時39分まで、NHKBS2にて協奏曲(ラフマニノフピアノ協奏曲第3番:小山実稚恵)も含めた全演奏会が放映されます。グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲、協奏曲、チャイコフスキー「交響曲第6番」の順です。お楽しみください。

今年で6回目になる「ふるさとふれあいスクールコンサート」で、9月後半に福井県内20校を廻って児童、生徒、そして父兄・一般約7000名の方々にめぐり合えました。
各学校の皆様、福井トヨペット、福井県教育委員会、(株)ティーツーの皆様に大変お世話になりました。
超ハードスケジュールを耐え抜いて戴いた高木裕美、浅井万水美、クリスティン・ウォルターズ、アリックス・ラインハルト各氏に心から御礼申し上げます。

10月前半は久しぶりにフロリダの自宅でゆっくりし、マーラーの交響曲第1番を中心に楽譜を精査する予定です。

2007年9月

本年で5回目となる『福井ふるさと・ふれあいコンサート』で、 福井県内の小中学校18校を9月後半に廻ります。

思えば、雄島小学校2年生の時、3−4人の音楽家の方々がワルツ「美しく青きドナウ」等を講堂で演奏してくれました事を今も鮮明に覚えています。

趣旨に賛同し参加いただく高木裕美(ピアノ)、浅井万水美(ヴァイオリン)、アリックス・ラインハルト(クラリネット)、クリスティン・ウォルターズ(ソプラノ)諸氏に感謝申し上げます。

2007年8月

日本は暑さがいよいよ厳しくなりました。いかがお過ごしでしょうか?

セントラル愛知響の9月定期で取り上げるシューマン交響曲第2番に没頭しています。音符は比較的簡易ですが、内容、情熱、歓び、形而上学的ニュアンスに溢れていて、巻を措く能ずとはこのことだと思いました。

文化庁派遣中国公演の事は、後日ご報告申し上げます。お身体に気をつけてお過ごしください。

2007年7月

7月31日から8月5日まで、文化庁派遣によるセントラル愛知交響楽団との中国内モンゴル演奏旅行があります。

国交35周年を記念するもので、馬頭琴、琴、尺八の曲を含めたバラエティに富んだ演目を持っていきます。チンギスカンのお墓やシルクロードの歴史にも関わる地なのでとても楽しみです。

7月8日、15日の「題名のない音楽会」の視聴者が指揮者に挑戦する企画は、皆様に楽しんでいただける事と思います。

暑さも厳しくなってまいりました。くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。

2007年6月

ハイドンのオラトリオ「天地創造」の準備に集中しています。
作中、聖書の創世記と並んで引用されるジョン・ミルトン「失楽園」にも熱中しています。神が光と闇を分けた時の天上の大決戦で敗退し奈落の底に落とされたサタンと堕天使たちが、アダムとイヴに羨望し、神への復讐のためにイヴを誘惑して知恵の木を食べさせます。
壮大な詩で、描写される楽園は、今いるコスタリカの大自然そっくりです。

7月1日、8日、朝8時の「題名のない音楽会21」(テレビ朝日系)では、『指揮者に挑戦しまSHOW』という新しく楽しい企画がくまれ、千住 明さん、服部 隆之さんらとともに審査員、最後に指揮ででます。
先日の公開録画では凄まじい熱気と暖かい笑いでした。お楽しみに。

7月8日、15日の「題名のない音楽会」の視聴者が指揮者に挑戦する企画は、皆様に楽しんでいただける事と思います。

『砂の器』のレコーディング・演奏や、ガーシュインの協奏曲で、何度もご一緒したピアニスト羽田健太郎氏が6月2日に亡くなられました。誠に残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2007年5月

セントラル愛知交響楽団とのベートーヴェン交響曲第7番、『題名のない音楽会』収録時の千住明作曲『風林火山』指揮など、今月も楽しみなプログラムが並んでいます。

石井竜也ツアーでは、繊細かつ大胆な石井さんの歌と演出に感銘しました。
また、素晴らしいスタッフの方にめぐり合いました。新しいミュージシャンの仲間たちにとても暖かく迎えて戴きました。
清水美恵さん(ヴォーカル)、末原康志さん(ギター)、成田昭彦さん(ドラム)、光田健一さん(編曲・ピアノ)、吉川智子さん(ヴォーカル)<50音順>に深く御礼申し上げます。

2007年4月

6月のハイドン『天地創造』の準備で、テキストの源となっている『創世記』、ジョン・ミルトンの『パラダイス・ロスト』(失楽園:渡辺淳一ではありません)を読んでいます。当時全欧を席捲したこの楽曲は、ベートヴェンと彼以降の作曲家に、自然描写、調性の象徴的意味等で絶大な影響を与えました。ベートーヴェンの主な交響曲は『天地創造』を「本歌取り」していると言っても過言ではないと改めて思いました。

今月はセントラル愛知交響楽団との新シーズンが始まります。
そして、もう3回目になる『千住明個展コンサート』や、石井竜也さんとの初ツアーがあります。
浦島太郎の私は石井さんのことをこれまで全く存じ上げず周りにあきれられました。まっさらの状態で臨みます。

2007年3月

先月のNHK教育テレビ「オーケストラの森」の放映後の暖かい激励誠に有難うございました。NHKのカメラマンの方々が皆指揮者用スコア(総譜)を片手に見ながら撮影しておられたのが強く印象に残っています。

今月はセントラル愛知交響楽団の東京公演(ピアノ:小曽根真)、コスタリカ国立交響楽団のシーズン開幕と続きます。私にとって両オーケストラとも今年が4シーズン目で、相互理解が深まってきたと感じています。

2007年2月

先月26日の定期演奏会は、NHK・TVの収録・リハーサルドキュメンタリーも入り、お蔭様で記念すべきコンサートになったと感じています。幾つかの放映日やコンサートをご案内申し上げます。

2007年1月

新年明けましておめでとうございます。 皆様が素晴らしい年を迎えられますことを祈念申し上げます。

2006年12月

コスタリカ国立交響楽団の2007年シーズンの定期演奏会、そしてセントラル愛知交響楽団の2007年度の定期演奏会ランナップが発表されましたのでご報告申し上げます。

皆様が素晴らしい新年を迎えられますようお祈り申し上げます。

2006年11月

Fu誌(福井新聞社発行月刊冊子)の依頼で書きました文章『上坂治先生のこと』をエッセー欄に上掲しました。
『夢』と重複するところもありますが、恩師に御礼を述べる機会を得られましたことを嬉しく思います。どうか御照覧ください。

また今月は私が指揮しましたソニークラシカルからのCD『天使の宝石箱』(フルーティスト Yumi/オーケストラ・アンサンブル金沢)が発売されます。
ギター木村大さんの『ロンドン・エッセー』(ソニークラシカル9月発売)と併せてご案内申し上げます。

2006年10月

福井県内21箇所24小中高を廻った「第5回ふるさとふれあい」コンサートが終了しました。子供達の笑顔に今回も音楽家としての喜びを新たにできました。
演奏して頂いた高木裕美さん、礒絵里子さん、クリスティン・ワルターズさん、ウヴェ・ワルタさん、速水麻代さん、そしてスタッフとして支えてくださいました海北昌子さん、岩尾真弓さん、矢崎聖一さんに心より御禮申し上げます。

最近私が参画している2点が、相次いで発売されました。
CD「ロンドン・エッセー」(ギター・木村大/指揮小松長生/他・ソニーミュージックエンターテインメント)と 、私他8名のインタヴューが載った『賢者たちのメッセージ』(光田秀編著・PHP研究所)です。

皆様のご健勝祈念申し上げます。

2006年9月

9月後半は、毎年恒例となった「ふくい ふるさと ふれあいコンサート」で、郷里福井の小学校を中心に、2週間で21箇所で公演します。私は専らマイク担当です。
高木裕美さん(ピアノ)、ウヴェ・ワルタさん(尺八・能舞)、クリスティン・ウォルターズ(ソプラノ)の常連の方々に加え、今年はヴァイオリニストの礒絵里子さんに参加戴きます。彼女の「ヴァイオリン初挑戦コーナー」も楽しみです。
一人でも多く音楽の楽しみに自然に入っていってほしいとの願いでお届けします。

2006年8月

暑さが増してまいりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?

私は、8月末に指揮するコスタリカ国立響(OSN)とのマーラー交響曲第4番のスコア(総譜)に没頭しています。
OSNとはマーラーの交響曲第2番『復活』(2003年)、第3番(2004年)、第5番(2005年)を共に取り組んできました。
第4番は、幼少時の追憶や天国の描写を含み独自の世界を繰り広げます。

くれぐれもご自愛ください。

2006年7月

いよいよ暑さが増して来ましたが、音楽を気軽に涼しく聴く良い季節でもあると思います。

今年はショスタコーヴィチ生誕100周年にあたります。セントラル愛知交響楽団との交響曲第5番の演奏(7月14日)は楽団にとっても初めての取り組みとの由。
私も作曲家から初演を頼まれたような気持ちで取り組みます。

くれぐれもご自愛ください。

2006年6月

『ダ・ヴィンチ・コード』の世界的ヒットで、フリーメーソンも注目を集めています。
ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンも彼ら自身或いは周囲がフリーメーソンであった事から、今後ベートーヴェンの交響曲第5番、第9番『合唱』などもその観点から解明される環境がようやく出来てきたと思います。

曲目解説集欄の「ベートーヴェン交響曲第5番」 「第九によせて」をご照覧頂ければ幸いです。

ちなみに第九フィナーレの厳かな儀式を表現した中間部では、天上を見上げて星空の彼方に絶対的存在を思念する場面があります これはメーソンの初期昇段試験の状況とも一致するとされます。

また映画『ダ・ヴィンチ・コード』の最後のシーンで、トム・ハンクスがルーブル美術館の巨大なガラスの逆プラミッドを下から見上げると、壮大な星空が開示されるシーンも想起されます。思えばアダムとイヴもリンゴ、ニュートンもリンゴ、そして前述『ダ・ヴィンチ・コード』の最終段階の暗号のひとつが「Apple」(リンゴ)でした。

2006年3月

世界中で目を覆うような事件や争いが起こっています。 私が音楽家として出来るのは、一回一回のコンサートを精一杯全うして聴衆、楽員、そして自分が喜びを感じて行く事だと思います。皆さんとまた音楽会でお会いできますのを楽しみにしています。

小松 長生
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