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		ボロディン 歌劇『イゴール公』より「ダッタン人の踊り」
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    アレクサンドル・ボロディン(1833−1887) 
             
歌劇『イゴール公』より「ダッタン人の踊り」(1890年初演) 
             
             
            11−12世紀に東ヨーロッパを荒らしまわった遊牧民族プロヴィツ人(ダッタン人は邦題)の鎮圧にむかったノブゴロド国(いまのウクライナ)のイゴール公が負けて捕虜となるが、彼の毅然とした態度に武人として惚れ込んだポロヴィツの長が、急遽宴を設けさせ、娘達や少年、勇壮な男たちの歌と踊りでイーゴリ公をもてなす場面である。 
             
            日本人とどこかDNAでつながる中央アジアの民族の香りが共感を呼ぶ。ボロディンは、ロシヤの有名な有機化学者で、30歳から正式に作曲を学び「日曜作曲家」を自認していた。 | 
   
   
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